家族でもみんなキリンビールが大好きです。
清涼飲料水やビールの製造販売で国内最大規模の会社として
君臨するキリンホールディングスが、ブラジル第2位の飲料
メーカーであるスキンカリオール・グループを買収することを
発表しました。
この買収は今年8月に、スキン・カリオールグループの株式を
キリンが50.45パーセント取得することで合意して
いました。金額にして約1988億円の買収となる予定でしたが
カリオール社の一部株主が猛反発し、協議が長引いていたと
報じられています。結局、キリンは残りの株式である
49.54%の株式を1050億円で追加取得し、完全子会社化
することに3000億円以上を投じることになりました。
キリンの株式取得は、11月4日付で完全に取得完了となり、
完全子会社として吸収合併することになります。日本の飲料
メーカーがブラジル市場に本格参入するのは今回が初めての
ケースで、成長の見込めるブラジル市場を本格的に取り込みたい
キリンの戦略が伺えます。日本のビール市場は需要が冷え込む
一方ですが、赤道直下に巨大な人口を抱えているブラジルは
ビールや清涼飲料水を販売する上でこの上ない魅力的な
マーケットと言えそうです。
キリンが買収したスキンカリオールはブラジルのビールシェアで
第2位、炭酸飲料では台3位の事業規模を誇るメーカーですが、
現在は世界的に円高が続いており、日本の企業が他国の企業を
買収してグローバル化する大きなチャンスといえます。今後も
こうした買収劇はいくつか出てくるのではないかと予想でき
そうです。
【関連ニュース】
Yahoo!ニュースURL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000889-reu-bus_all
ロケットニュースURL
http://rocketnews24.com/2011/08/12/120701/
日経ビジネスオンラインニュースURL
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111021/223372/
秒刊SUNDAY_URL
http://www.yukawanet.com/archives/3963826.html
2011-11-06 14:00
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